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弘前




既に一か月以上前になるけど、1週間かけて巡った東北夏祭りツアー。
画像を保存していたラップトップの不具合で、データが消えてしまったかも・・・という事態に見舞われたけれども、無事にPCは復旧。理由は、マザーボードの問題という、実にアナログなものだった。

そんな訳で、青森ねぶたの後をようやく思い出しながら書くことができる。
良かった。


青森にてねぶたを見たあと、ホテルに戻ってきて色々とWEBで調べていると、この時期東北のほぼ全ての有名な夏祭りが同時に開催されていることがわかった。


東北まで車で数時間といえ、せっかくのこのチャンスは逃したくない。
さらに、ねぶた祭りの盛り上がりが耳に残っている自分としては、他の祭りの様子も気になる。


そこで、急きょ翌日からの予定を全部入れ替えて、各県を回るスケジュールを組み直しす。
祭りの日程と照らし合わせて、徐々に南下するルートを取った。

次の目的は、弘前でねぷたを見ること。

青森を出発したのは10時頃。どうしても、田酒を買って帰りたかったのでホテルの人に聞いたところ、都心(つまり東京)の方での人気が高まっているために、一般のお店に出回っていない可能性が高いということ。それでも、ここならあるかもという地元の酒屋さんを紹介されたので、そこまで歩いていった。

青森港にほど近いところ、あまり人通りのない場所にポツンとある酒屋。開店したばかりらしく、店主さんがバタバタとしているところをお邪魔した。

「あのー。田酒ってあります?」
「ええ。ありますよー。どれにします?」

と、あっさり見つかった。一升瓶を買い求めて3000円ほど。WEBで買うより安いなぁ、やっぱ。


アルヘンティーナに荷物と田酒を詰め込んで、いざ出発。
青森から弘前までは、国道7号線を延々と南下していく。50kmほどしか離れていないので、時間も1時間程度。この日は朝から雨で、一旦かなり強く降っていたけれど、弘前に到着した時はいったん晴れ間ものぞいていた。

青森に出発する前にホテルを取っていたんだけど、チェックインの時間まで数時間あったので、駅前のマックに入ってイーモバイルでWEBにつないで仕事。あらかたその日にやるべきことをそこで片づけてホテルに向かった。

チェックインを終えた後は、弘前ねぷたが始まる午後7時まで、街の中を探検することにした。

弘前は御存じのとおり弘前城の城下町で、さらに青森の中でもりんごの収穫量が一番。加えて、昔から海外との交易が盛んだったのか、洋風建築の古い建物も街中にあるらしい。フランス料理が有名らしけど、これもまたそうした影響によるものなのかな。

scsf20090911_hirosaki1.jpg

ホテルについたあたりから再びぽつぽつと小雨が降り出した中、まず向かったのは一番近いところにあった旧青森銀行の建物。正式名称は「旧第五十九銀行本店本館」というらしい。ぱっと見は、コンクリでできたような感じだけど、実際には木造建築。重要文化財に指定されている。

scsf20090911_hirosaki2.jpg

中は、青森銀行の歴史や、日本の貨幣の移り変わりを展示した1階と、当時の会議室の様子などをそのまま保存した2階に分かれている。こういう洋館は小樽や横浜、神戸といった港町に多いイメージがあったんだが、海からも遠い弘前に残っているのは、また不思議に感じる。

普段は入館が有料らしいけど、この日はねぷた祭りのためか無料開放していた。

この旧青森銀行のすぐ近くに、弘前城が。その堀に沿って歩いていると、出番を待つねぷたの山車が待機していた。

scsf20090911_hirosaki3.jpg

ご覧のとおり、青森ねぶたと弘前ねぷたは名前だけじゃなくて、山車の形も大きく違う。伝説上の人物や生き物を立体的に作っているねぶたに対して、弘前ねぷたは扇型の山車に描いているものが多い。これには理由があるらしいんだけど、それは後ほど。

立ち並ぶねぷたの山車を横目に、そのまま自分は弘前城へと足を運んだ。

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