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U2

U2のベストアルバム、18 Singlesがリリースされていた。

U2はアイルランド出身のバンドである同時に、音楽的だけでなく政治的にも世界規模のバンドである。ボノ、ジ・エッジ、アダム・クレイトンそしてラリー・マレン・ジュニアの4人のメンバーはハイスクール時代からの友人で、インディーズ時代を含めると70年代から活躍を続けているモンスター。

■Boy (ボーイ) (1980年)
■October (アイリッシュ・オクトーバー) (1981年)
■War (WAR(闘)) (1983年)
■Under a Blood Red Sky (ブラッド・レッド・スカイ=四騎=) (1983年)
■The Unforgettable Fire (焔) (1984年)
■The Joshua Tree (ヨシュア・トゥリー) (1987年)
■Rattle and Hum (魂の叫び) (1988年)
■Achtung Baby (アクトン・ベイビー) (1991年)
■Zooropa (ZOOROPA) (1993年)
■Pop (POP) (1997年)
■The Best of 1980-1990 (ザ・ベスト・オブU2 1980-1990) (1998年)
■All That You Can't Leave Behind (オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド) (2000年)
■The Best of 1990-2000 (ザ・ベスト・オブU2 1990-2000) (2002年)
■How to Dismantle an Atomic Bomb (ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム) (2004年)
■U218 Singles (ザ・ベスト・オブU2 18 シングルズ) (2006年)
(※参考:Wikipedia)

上のディスコグラフィーを見ればわかる通り、U2は過去に2回ベストアルバムを出していて、今回のシングルコレクションをベストアルバム・・・的な位置づけとすると3回目のベスト盤になる。

以前のベスト盤は年代別になっていて、「The Best of 1980-1990」は、その通り80年代のロックなU2。「Best of 1990-2000」は既に世界的な成功を収めたバンドが次のステップに向かった90年代をまとめたもの。

こう考えると、前回の2枚はディケイドごとの区切りとしてまとめられたもので、どちらかというと記念品的な意味合いが強かったのかもしれない。

そういう意味では、U2にしてみれば約5年という短い区切りで今回のシングルコレクションを発表する意図が、自分には正直わかっておらず、もし、デビューから25周年という100年をクォーターで区切った物であるとするなら、ある意味西洋人的な商売の発想なのかなぁ・・・とうがった見方をしてしまう自分もいたりする。

25年も音楽活動をしていると、やはりその作品にも変遷があって、一般的には4つの時期に分けられている。

第一期
■Boy (ボーイ) (1980年)
■October (アイリッシュ・オクトーバー) (1981年)
■War (WAR(闘)) (1983年)
■Under a Blood Red Sky (ブラッド・レッド・スカイ=四騎=) (1983年)

このメジャーデビューの時期は、ライブを通じてメッセージを送るロックンロールバンドだった。この時期には、XTCやピーター・ガブリエル、モリッシーなどの時代を代表するバンドのプロデューサーを努めたスティーブ・リリーホワイトが彼らを手がけていて、彼の手腕が大きかったと言える。

第二期
■The Unforgettable Fire (焔) (1984年)
■The Joshua Tree (ヨシュア・トゥリー) (1987年)
■Rattle and Hum (魂の叫び) (1988年)

プロデューサーがアンビエントの創設者である天才ブライアン・イーノが担当をしている時代。特に名曲、With Or Without YOU が収められているThe Joshua Treeにはその色が濃く反映されているが、当時としては実験的なこの動きが世界中で受けいられることになる。
今思うと、ロック、という音楽は80年代後半に行詰りを見せ、その後90年代初頭にアルタナティブな融合にシーンが移ったことを考えると、80年代半ばからこうした動きを見せていたU2は時代の最先端を行っていたのかもしれん。

第三期
■Achtung Baby (アクトン・ベイビー) (1991年)
■Zooropa (ZOOROPA) (1993年)
■Pop (POP) (1997年)

実を言うと、自分がU2を聞きだしたのはこの時期で、それこそ、Achtung Babyというアルバムに衝撃を受けたからだった。この時期は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがブレイクし、ニルヴァーナがグランジムーブメントを起こす一方で、それまでのロックのムーブメントがガンズ&ローゼンスの2枚組みのアルバムで終焉を迎えようとしていた時。同じように古くからのバンドとして良き思い出となるか、という時期に引っさげたAchtung Babyはシンセの電子音をふんだんに使用した、それまでのU2を変える壮大なアルバムに仕上がっていたのである。

元々、U2のファンという訳ではなかったため、自分はこの変化を素直に受け入れられた・・・というよりかは、初めてこのバンドのスゴさを見せ付けられた。(友人には、初期のU2以外認められない、という人もいたが。)

第四期
これは、現在に至るまでなのだが、その後のU2には特にこれといった方向性はなく、アルバムごとにスティーブ・リリーホワイトやブライアン・イーノといった以前のプロデューサーと原点回帰なアルバムを作ったりしている。
印象としては、20年を境にトップに立つことよりも、より実験的なものや、政治的な活動をしているイメージが強い。
例をあげれば、2000年の同時多発テロの後のスーパーボウルではハーフタイムショーに登場し、ボノがアメリカ国旗を内側に縫いこんだ革ジャンで反テロ活動的なことを行ったり、iPodのCMにギャラ無しで登場して音楽の新しい楽しみ方を提案している(ように見える)。

こうやって見返してみると、1998年に初めてベストアルバムを出したあたりから、それまでの音楽シーンを引っ張る・・・という使命感に駆られた若者の動きから、より大人なバンドになった印象がある。

それでも、人々に忘れ去られるどころか、How to Dismantle an Atomic Bombで二度目のグラミーを獲得してしまうあたりは凄いが。


さて、今回のベスト盤の曲構成だが、以下のようになっている。

1. Beautiful Day
2. I Still Haven't Found What I'm Looking For
3. Pride (In the Name of Love)
4. With or Without You
  フジテレビ系『眠れる森』挿入歌
5. Vertigo
  iPodのCMソング
6. New Year's Day
7. Mysterious Ways
8. Stuck in a Moment You Can't Get out Of
9. Where the Streets Have No Name
  テレビ朝日系『ニュースステーション』10代目オープニングテーマ
10. Sweetest Thing
11. Sunday Blody Sunday
12. One
13. Desire
14. Walk On
15. Elevation
16. Sometimes You Can't Make It on Your Own
17. Saints Are Coming - Green Day,
18. Window in the Skies

過去25年の美味しいとこ取り。。。というか、簡単に言うとセールス的な成功を収めたシングルを収録したという感じ。
そういう意味では、メンバーが選んだと感じはしないのだが、今一度U2というバンドを知りたい人にとってはいい選曲なのかもしれない。

この中でSaints Are ComingはアGreen Dayとコラボをしてのアルバムの中ではオリジナル曲だが、これは、元々ハリケーン・カトリーナの支援として発表された曲。音楽性は違うが、両方ともボランティア活動に積極的な部分でつながったものなんだろう。曲自体も、なんかそんな感じである。

12曲目の「ONE」は自分が絶賛するAchtung Babyに収録されている曲なんだが、イギリスで以前「20世紀の最大の名曲」というアンケートにおいて1位を獲得している。この結果を見た時に、自分はイギリス人とは音楽の感性が合わない・・・と思った。(Oneはいい曲だと思うが、ちょっと退屈。)

更に、個人的にはAchtung Babyの1st.シングルのTHE FLYが入っていないことに不満を感じるがしょうがないかもな。。。セールス的にはイマイチだったし。

あと、初回分にはライブ音源とDVDが入っているらしい。これだけでも買う価値はあるかもな。自分的には、これが買う価値なのかな、と思う。

そんなU2、来週に来日して、ライブを行う。

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