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1年

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お酒飲むと、なんか頭が痛い。なので、コーヒーに切り替えて24の続きを見ていた。横でテトはぐでっと寝ているんだけど、必ず自分の姿が見えるところにいて、動くと敏感に反応してこっちを見る姿がカワイイ^^。

12月になって今年もあと1ヶ月。ちらほらと過ぎていく1年の速さを嘆く声が聞こえ始める頃。昨年の今日とかのブログを見るとこんな事が書いてある。

今日を境にもっと高みに登るために。新しい自分を発見するために。もっと強くなるために。一生懸命頑張ろうと思う。

・・・。できてねぇ。。。と、いうかちょっとキモイな、この文章。いい事を言っているようだけど。どちらかというとこの1年は経験不足や勉強不足を痛感した。経験不足はしょうがない。けれども勉強不足というのは自分の責任から来るものだから、きちんと積み重ねをしないとね。

ついでに前職を辞めてから1年が経った。このブログを読んでいる人は前職の関係者なんかも多いのであんまり直接に触れることはしなかった。正直、考えるとイラついて胸くそ悪くなるときも多かったし。けど、最近ようやく心の整理もついてきてなんか冷静に物事を見れるようになってきたから、これを機会にその思いをまとめておこうと。



自分がネットプライスを辞める原因になったのは主に2つ。ひとつは自分のマネジメント能力の力不足によるもの。もうひとつが会社の方向性の相違、特に経営陣との考え方の違いを埋められなかったこと。

マネジメント能力に関しては自分の性格的な側面によるものが大きい。「短期」で「面倒くさがり」なため、結論を急ぐ時に言葉足らずになるときが多い。さらに結果至上主義をこうした悪い性格のままチームにかなり押し付けてしまった。裏を返すと数字を作るプレッシャーに耐え切れていなかったのかな、とも思う。

こうした性格はやはり経営陣との意見の交換の時にも現れていて、月1回行われる営業会議みたいなものの時に、数十人の中で自分ひとりだけが声を大にして反対をしていた。自分は現場の最前線に居たのでこうしたバーチャルな理屈が飛び交う会議でどうしても違和感があったんだけれども、今となってはそうした時に適切に意見を述べる術を知っていればなぁ、と思う。

救いは何人か自分の下で働いていた人に「いなくなってわかったんですけど、方法はどうであれ、結局のところ言っていたことややっていたことは正しかったんですよね。」と言ってくれたこと。理論や概念を持ってもその正当性をきちんと共有できないと意味がないんだね。一方でその理論や概念よりも、楽観視した夢や根性論の方が他人にはわかりやすかったりする。自分はそこに相容れないので上からも下からも理解が不十分だったのかな。


以下は色々と企業研究をしている中、1年経った今、現状のネットプライスの自分の見方。長くて、判りにくい文章なので興味があればどうぞ。

***

現在上場企業としてあるネットプライス・ドットコムは投資会社。その下にECにまつわる様々なサービスを行う子会社がぶら下がっていて、親会社がその成長を見極めながらお金や人のリソースを管理しつつ、新しいビジネスモデルなどにお金を落としていく。昨年のグループ全体の売上高は132億円、純利益が-6.7億円という数字。このうち、中核事業をなしている旧上場会社にあたるネットプライスの決算を受注高ベースで見ると115億円、営業利益で7600万円。これは会社のIR情報を見ると月次で発表されているので誰でも見ることが可能。利益はリストラなどの影響による減少が大きく、通常であれば昨年とほぼ同じ売上高だったことを踏まえると8億程度の利益が出ていたものと思われる。その他投資されている子会社の総売上は18億程度。さらにこの子会社の中で一番売上が大きいと思われる株式会社もしもが今期の売上が10億程度(11月決算)であるらしいので、その半分ぐらいがこのもしもが担っていると思われる。

一方で来期の予測だけれども、売上高が120億円、営業利益で1.6億円を見込んでいる。まず注目なのが売上予測が昨年を下回っていること。この理由は恐らく2つ。この2年下方修正が続いているため、かなりディフェンシブな予測を発表していること。もうひとつがギャザリング事業と呼んでいる自社物販事業の成長性に実は経営陣が限界を感じていること。子会社で現状一番大きいと思われる株式会社もしもの対外的来期の予想が20億円。その他子会社の売上予測はわからなけれども、ボリュームが小さいことも踏まえてある程度の成長があるとするとトータルで30億強ぐらいなのかなと思われる。すると中核事業のネットプライスは約90億程度までに落ち込むことを予測しているんじゃないか、と。

これをちょっと裏付けるデータ。ネットプライスは月次で受注高を公開しているんだが、今期10月の売上高が8億4000万。この数字は前年比を大きく割り込んで、2年前の数字とほぼ同じなのだがこれはちょっと見方が違う。ネットプライスの販売方法は1週間で展開した商品をまとめてお客様に出荷をするために、月に4週か5週で売上が大きく変わってくる。その為に進捗としては「週間売上」を追うことが重要。この点に着目すると、この10月は週間平均が1.68億円。この数字は2.02億だった昨年、2.05億円だった昨々年の同月を下回る数字という結果になった(確か年間の売上が76億だった3年前の数字よりちょっと良いぐらい)。1年間は52週あるのでこの週間売上で推移すると87.36億。大体先ほどの予想と同じになる。そういう意味で11月と12月の月次の売上結果に関しては興味を持って見ることにしている。年末商戦にモロ絡んでくるところだけに、ここで回復傾向がなければほぼ予想通りになりそう。

正直なところ売上に関してはこうなる可能性はかなり高いと思う。このジリ貧の状態から抜け出す為には、マーチャンダイジングかサービスレベルの根本的な見直しを含んだ販売戦略が必要だと思うけれど、現状は「更なるディスカウント」しか打つ手がないようだから瞬間的に売上が回復しても結局は通期で落ち込む可能性が強い。既に後手にまわっているのに競合に対して色々なところで差をつけられてしまっているのも気になる。

仮に90億程度ならば昨年の実績から営業利益は6億程度まで落ち込む可能性が高い。他の事業で4~5億程度の損失を見ているようだけれど、目標としている利益を確保する為にはさらにネットプライス自体の体質を変える必要がある。考えられるのは人員のさらなる削減によるスリム化と効率化。人件費、広告費、家賃などを下げていく方向性を探る。自分が思いつくのは商品部としての機能を下げていって、現在ある売り場と顧客のリストを活かすビジネスに転換する方法。Amazonのマーケットプレイスみたいな形と言えばいいか。粗利は若干落ちるかもしれないが販管費も下がるので営業利益は上向くかも。場合によってはもう一段リストラをするかもしれない。年間90億ぐらいならば社員数バイトも含めては60人程度でいいし。


グループ全体を見ると、株式会社もしものIPOを急でいるんだろう、と。既にそれを視野に入れた動きをしているけれども、ネットプライスで販売した商品をロングテールとして展開する売り場をもしもが始めているところを見て思う。本来ならば中核事業がやるべき分野を振り分けているのはもしもがそうした仕組みを持っていること以上に、もしも自体の売上を上げたいという意図の方が強いと思う。キャピタルゲインによる収益をあげるのは最初にあげた通り親会社が投資会社であるというところからも当然だし。個人的にはドロップシッピングは日本での定着がありえないと思っているので、今のままもしもが成長するかどうかには疑問符がつくが、その見えない成長性をいいタイミングで煽って上場できればエクイティで儲けるのが手っ取り早い。

それ以外にも色々と投資案件に動いているようだけれども、自分が一番気になるのはそれだけのキャッシュがもうないんじゃないということ。ネットプライスがIPOした時に吸収したお金は確か90億程度。既にこれまでの投資と損失でなくなってるんじゃないか、と。財務体質自体は有利子負債がなく健全だけれども、あとは通常のキャッシュフローでまわすお金以外の余剰金ってあるのかな・・・。そういう意味でもしものIPOが成功するかどうかというのはかなり重要な意味を持っているような気がする。

こうした方向が明確になるのは中間決算あたりかな。もしもを含めていくつかの子会社が黒字化しているみたいで、そこが伸びていれば可能性も出てくるけど、そうじゃなければさらに窮地になってしまう。今の本業(ネットプライス)がどこまで耐えられるかが肝になると思う。頑張って欲しい。

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