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ドロップシッピングが定着しない理由

月に100万稼げるドロップシッピング月に100万稼げるドロップシッピング
(2007/07/12)
竹内謙礼

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アフィリエイトにしてもデイトレードにしても、こういう本が出ることによって知らない人を煽るわけですが。月に100万稼ぐ為にはその前に自分のサイトのトラフィックを上げることが必要なわけで、そっちの方が100万稼ぐよりもよっぽど大変。

前から自分は多くの人に言っているのだけれど、

「ドロップシッピングが定着するためには、それだけで億万長者になった人の出現が必要。」

と思っている。つまり、ドロップシッピング自体に夢があるかどうか。それが重要。その為には億というお金が稼げるかどうかというのは、ひとつ大きな目安になる。

それ以前にドロップシッピングを利用する方ではなく、提供する方がしんどい具体的な理由があって。自分は株式会社もしもに登録をしていて、そこの商品データベースを見ることができるのだけれど、中にはリアルの原価(下代という)がわかるものがあってざっと計算してみたんだけど、もしもは自社が仕入れる値段に30%を目安に粗利を載せて卸価格を設定している(単価によって若干かわるみたいだけど)。つまりその値段でドロップシッパーに商品を販売しているにすぎない。こうなるとどうかというと、メーカーや卸業者は原価がバレることを恐れるものに関してはドロップシッピングに提供をすることはない。その恐れるものというのはつまるところ「売れ筋商品」であって、わざわざそんなことをしなくても売れる商品をドロップシッピングに出す必要性がなくなってくる。

wikiでドロップシッピングを引くと解説されている問題点のところに、

サービスが開始直後から売れ筋商品の欠乏という根本的な問題に直面しているとされる。例えば、通常の小売が卸会社から商品を卸して貰う際、当然売れ筋の商品を数多く欲しいと願う。元々、卸と小売には長い歴史があり、長い間顔を突き合わせて交渉を行ってきた。その繋がりはWeb上での繋がりと言えるドロップシッピングよりずっと強固である。売り上げが全く不明なドロップシッピングよりも過去の実績があり、利害が左右する小売に卸すのを優先するのは当然と言える。よって売れ残りだったり、売れ筋商品があっても数が少ないと言う、根本的な問題点を抱えている。

とあるが、その原因は先ほど上げたところに起因する。なぜこういう構造的な問題を抱えているかというと、恐らくは流通を理解していない人が海外からビジネスモデルのみを持ってきていて、それを最先端の販売方法という幻想のみで動いているから。wikiにあるように、小売業と卸には歴史があってそれを覆すだけの魅力や販売力がまだドロップシッピングにはなく、その魅力を得る前に淘汰されてしまう可能性が高い。また、ドロップシッパーからしてみれば粗利が20~30%程度ではお小遣い稼ぎにはなっても儲けるというレベルにはほど遠く、ましてやそれで喰うことなどはかなり難しい(できたとしても、WEBリテラシーが高いほんの一部のみになる)。さらに、実は通常の小売と実はさほどかわりないドロップシッピング業者がたかが粗利30%程度で利益を産んでいくのは難しい。

自分が考えるところのこの根本的な部分が解決する為の方法は、そのドロップシッピング業者のみが取り扱う品揃えを充実させること。つまりオリジナルの魅力ある商品を独自で品揃えをして、それにほれ込んだお客様が「自分でも売りたい!」という流れにして、さらにそれで「喰う」人が出現するようにすること。けれども、国内の主要なドロップシッピング業者を見ると、卸の品揃えに頼っているところばかりで、さらにそれだけの商品企画力があるところは残念ながら現状皆無なので見通しは暗い。さらに商品企画そのものがリスクが高いというのも問題点になってくる。ただ、これを超えることができれば問題は解決するように見えるが、この商品企画の問題を解決できるなら、自社で独占的に販売する方が利益もいいし効率もいい。つまりどっちにしろドロップシッピングが出る幕はない。

あとドロップシッパーになりたいと思う人は、想像するに儲けたい・・・というより自分のお店を持ちたいという意識の方が強い。つまり、自分の好きなものを、愛するものを並べたお店があわよくば儲けれたらいいなぁ、という感じ。そういう意識の人はドロップシッッピング業者が現在提供している商品では残念ながらその欲求が満たされることはない。どこまでもドライに「儲ける」ことを前提としたドロップシッピングの利用を追及した人のみ結果が出るのであって、そういう人は店づくりに対してもドライであるから機械的に動く人になる。たぶん、全体の5%ぐらいだろうと予測する、そういう人は。

これらを踏まえたとしても、ドロップシッピング業者が黒字化をするためには規模を単純に限定すればいいから簡単(ドライな5%に対してしっかりと向き合えばいいだけ)。ただ、成長性自体には疑問符がつくので、ある程度の人数と流通金額を超すことは難しそう。だってある一定の規模感以上になった既存勢力がつぶしにかかるもの。自分だったら、そんな個人の競合の拡大など許さないし販売力があれば卸に圧力もかけると思う。卸側だったら、そんな不安定なドロップシッピングよりもきちんとした販売ルートを優先するし。さらにそれだけの商品力を持っていれば自社で販売する方が利益率もいいし、儲かるもの。

自分はドロップシッピングという業態を根底から否定するわけじゃない。本業がしっかりしていて、儲けを出すことができる企業がひとつの事業として展開するにはいいと思う。ただ、それをメインのビジネスモデルとする事はどうかな、と疑問符がつく。株式会社もしもの社長は自分よりよっぽど優秀な方だと思うけれども、過去のインタビューにおいて

「ドロップシッピングという名の流通革命を起こした会社として、世間に名を広めていたいと思っています。」
「物流のムダを限界まで省いた、合理性を突き詰めたモデルなので、将来的にはアフィリエイトよりも大きな市場になっていくと思います。」


と発言してしまっている段階でもうちょっと流通そのものの勉強はした方がいいんじゃないですか、と感じる。

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